親御さんの年齢によっては、最近物忘れがひどくて、もしかして認知症かも?と心配されている方は多いですよね?

誰にでもおこる相続ですが、 相続人が認知症だと困るという事をご存知でしょうか?

目次

認知症の相続人がいるとスムーズに遺産分割ができない?

遺産相続では、それぞれの相続人が相続できる割合(法定相続分)が定められています。

でも実際の相続では、相続人で話し合って、どのように分けるかを決める事がほとんどです。
その話し合いを遺産分割協議といいます。

遺産分割協議は、相続人全員で行わなければ無効となってしまいます。ですから認知症の相続人がいる場合、その方を除いて決める事はできません。

でも認知症の方は、物事の判断能力が不十分であることから、その意思表示は法的には無効とされてしまいます。
ですからそのような場合には、代理人を立てる必要があります。
その代理人を成年後見人といいます。

ただこの成年後見人、簡単に決められるかというと、そうではありません。

これがちょっと厄介なのです。勝手にじゃあ、親戚の叔父さんにお願いしようというような事はできません。家庭裁判所に選んでもらわないとならないのです。
これには、数ヶ月という時間と手間がかかります。また必ずしも親族の希望通りに身内が選ばれるわけでもありません。相続財産にもよりますが、家庭裁判所の決定に従わないとなりません。
もし専門家(弁護士や司法書士等)が選任された場合、毎月亡くなるまで支払わなければならない報酬が発生します。

遺産があまり多くない場合は、なるべくなら成年後見人を立てずに相続したいとお考えになるのではありませんか?

ですから成年後見人を立てないで相続する方法を考えてみたいと思います。

遺言による相続

あくまでも、相続が始まる前の対策ですが、認知症の相続人がいる場合には、この方法が一番有効だと思われます。

被相続人となる人が生前に遺言書を作成しておく事です。

その遺言書で、遺産の分配方法を指定しておけば、相続人はそのとおりに遺産を受け取ることになり、遺産分割協議を改めてする必要がないからです。
不動産の相続登記などの手続きも、遺言書で手続きができます。

ただし、遺言書は法的に有効なものであることが絶対条件なので、オススメは公正証書にする事です。

法定相続分での相続

また、遺言書がない場合は、法定相続分で相続するという方法があります。
法定相続分のとおりに遺産を分けるのであれば遺産分割協議は不要で、成年後見人を立てる必要もありません。

ただし、分ける事のできる預金等ならいいのかもしれませんが、分割が難しい不動産などの場合、持ち分が共有になったりしますので、後々面倒事が起きないとは言えず、あまり有効な方法とはいえないでしょう。

まとめ

認知症のご家族がいる場合は、事前に遺言書を作成しておく方法が一番良いと思います。また法的にも絶対有効で、検認もいらない公正証書にするのがベストです。

実は、私も父親の遺言公正証書を作成しました。
母が認知症で、父が亡くなった場合の相続の事が、とても気がかりでした。

ですので公正証書作成費用は多少かかりましたが、成年後見人を立てる事等の手続きもろもろを考えますと、しっかり準備しておいた方が良いという判断のもと、父に遺言公正証書を作成してもらいました。
もちろん専門家ですから、原案作成から、戸籍収集、公証人との事前打ち合わせ、予約、証人依頼まで、私がすべてしました。
父は、予約当日に公証人役場で署名押印しただけです。

心配事が1つ減って安心しました。

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